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脳外科専門医のブログ『最新医学講座』
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頭部外傷に関する最新の総説
(2019.4.30) 代表医師の中嶋です。 本日は平成最後の日ですが,2019年2月に「脳神経外科ジャーナル」誌で発表された論文を紹介します。 その内容は,頭部外傷について,これまでの知見をまとめたものです。 タイトル...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月30日読了時間: 2分
未破裂脳動脈瘤に関する知識の再確認
(2019.4.26) 代表医師の中嶋です。 今回は,2019年3月に「脳神経外科ジャーナル」誌で発表された論文を紹介します。 その内容は, 未破裂脳動脈瘤の自然歴,治療成績,高齢者での特徴 などについて,これまでの知見をまとめたものです。 タイトル...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月26日読了時間: 3分


BAD:進行例が多く転帰不良の脳梗塞
(2019.4.25) 代表医師の中嶋です。 脳梗塞の臨床病型である Branch atheromatous disease(以下BAD) は進行性脳梗塞となりやすく,運動麻痺の悪化によって転帰不良が多いといわれています。 今回は,BADについて,わが国の多施設共同研究 ( J-BAD Registry ) の結果をまとめた論文を紹介します。やや古い報告ですが,示唆に富んだ内容といえます。 掲載雑誌 :脳卒中 タイトル :Branchatheromatous diseaseにおける進行性脳梗塞の頻度と急性期転帰 著者 :星野晴彦,高木誠,山本康正, 他 掲載号数・ページ :2011; 33: 37-44 対象患者 :全国8施設で2008年の1年間に,急性期MRI(拡散強調画像)で外側レンズ核線条体動脈(LSA)領域と,傍正中橋動脈(PPA)領域にそれぞれ限局する発症7日以内の急性期脳梗塞例。 除外基準 :膠原病,血液疾患,動脈解離などのその他の原因に基づく脳梗塞は除外。 BADの定義 :急性期MRI(拡散強調画像)でLSA領域梗塞ではMRI

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月25日読了時間: 3分


てんかん治療の終結についてーてんかん診療ガイドライン2018ー
(2019.4.23) 代表医師の中嶋です。 臨床医にとって,てんかん治療終結の判断は難しい問題です。 今回は、2018年に改訂された,「 てんかん診療ガイドライン 2018」 のなかから,てんかん治療の終結に関する内容を紹介します。 日本神経学会監修「てんかん診療ガイドライン 2018」(医学書院,2018年3月15日発行) 【 第11章 てんかん治療の終結 】 『 小児では2年以上発作が寛解してから治療終結を考慮する 』 『 成人ではより慎重な配慮が考慮されるが,挙児希望時に減量・終結はむしろ積極的に考慮する 』 以下は,ガイドラインに記載された解説の内容をまとめます。 てんかんの治療終結について,多くのエビデンスが集積しつつあります。しかし,いまだに治療終結の時期についての統一的な見解は得られていません。 小児では,抗てんかん薬の長期服用による副作用を回避するためにも,治療終結で得られる利益は大きいといえます。 小児てんかんに対する短期間治療群(発作寛解2年未満)と長期間治療群(発作寛解2年以上)とで比較すると,短期間治療群では発作

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月23日読了時間: 3分


「脳梗塞急性期にはアスピリン」の根拠を再確認
(2019.4.19) 代表医師の中嶋です。 脳梗塞急性期の抗血小板療法として,アスピリンの投与は脳卒中治療ガイドライン2015においてもグレードAで推奨されています。あまりにも当たり前のように行われている,このアスピリンの投与ですが,今回はその根拠を再確認するために,アスピリンの有効性を示した有名な論文を紹介します。 掲載雑誌 :Stroke (impact factor:6.239 ⇒ 脳卒中の領域では影響度の大きい雑誌です) タイトル :A Combined Analysis of 40000 Randomized Patients From the Chinese Acute Stroke Trial and the International Stroke Trial 著者 :Chen ZM, Sandercock P, Pan HC, 他 掲載号数・ページ :2000;31:1240-1249 論文内容 :「CASTとISTの結合解析」 CASTは,アスピリン群(アスピリン160mg/日,4週間投与)とプラセボ群をランダム化した二重

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月19日読了時間: 2分


1分の遅れの重み-脳梗塞急性期における血栓溶解療法-
(2019.4.17) 代表医師の中嶋です。 「脳梗塞の治療は一刻を争う」という事実は,広く知られていますが,実際に治療の開始が遅れた場合,患者さんにはどのような不利益が生じるのでしょうか。そのような疑問に一つの答えを示した論文を今回は紹介します。 掲載雑誌 :Stroke(impact factor:6.239 ⇒ 脳卒中の領域では影響度の大きな雑誌です) タイトル :Stroke Thrombolysis Save a Minute, Save a Day 著者 :Meretoja A, Keshtkaran M, Saver JL, 他 掲載号数・ページ :2014;45:1053-1058 【 論文内容 】 研究の対象は,1998年から2011年の期間に,オーストラリアとフィンランドで血栓溶解療法を受け,その後も治療を継続している2258人である。 発症から血栓溶解療法までの時間が,患者の転帰に及ぼした影響について分析した。 結果は, 血栓溶解療法の開始が1分早まるごとに健康的な生活が平均1.8日延長 することが分かった。80歳の例と比

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月17日読了時間: 2分


rt-PA療法 適正使用指針の改訂にみる機械的血栓回収療法の有効性
(2019.4.15) 代表医師の中嶋です。 2019年3月に, 『静注血栓溶解(rt-PA)療法 適正使用指針 第三版』 が日本脳卒中学会より発表されました。2005年に初版,2012年に第二版,2016年に第二版の一部改訂を経て,今回,最新の知見に基づき,改訂が行われました。 2015年に,血管内治療(機械的血栓回収療法)と静注血栓溶解療法とのランダム化比較試験として,MR CLEAN,ESCAPE,EXTEND-IA,SWIFT PRIME,REVASCATが立て続けに発表され,いずれにおいても血栓回収療法で3ヵ月後における機能的転帰の改善が示されました。このことから,今回改訂された適正使用指針には,血管内治療について,次のように推奨されています。 (推奨) ①発症前のmRSが0-1 ②内頚動脈または中大脳動脈M1部が閉塞 ③頭部CTまたはMRI拡散強調画像でASPECTが6点以上 ④NIHSSが6以上 ⑤18歳以上 の急性期脳梗塞では,静注血栓溶解療法の施行の有無に関わらず,発症6時間以内に遅滞なく機械的血栓回収療法を開始することが強く勧

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月15日読了時間: 3分


脳梗塞急性期における血栓溶解療法ー新たな薬剤の可能性ー
(2019.4.14) 代表医師の中嶋です。 現在,わが国では,脳梗塞急性期の血栓溶解療法として,アルテプラーゼの静注療法が行われています。アルテプラーゼは血栓溶解薬として,広く使用されていますが,治療対象血管が内頚動脈や近位部中大脳動脈の場合,再開通率の低さが指摘されています。そのため,アルテプラーゼ静注療法で再開通が得られなければ,血管内治療(血栓回収療法)を行うことが主流となっています。 テネクテプラーゼ(Tenecteplase)は,アルテプラーゼの蛋白構造を改変した薬剤で,アルテプラーゼよりも血栓の主成分であるフィブリンへの親和性が高いうえに,ボーラス投与(急速静注)が可能で,しかも半減期が長いため,アルテプラーゼよりも高い効果が期待されています。 すでに心臓の領域(虚血性心疾患)では,使用されている薬剤です。 今回は、虚血性脳血管障害において,テネクテプラーゼとアルテプラーゼの有効性を比較した論文を紹介します。 掲載雑誌 :New England Journal of Medicine(impact factor:79.258 ⇒

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月14日読了時間: 4分


発症時刻不明の脳梗塞ではMRIの拡散強調画像とFLAIR画像所見のミスマッチが重要
(2019.4.12) 代表医師の中嶋です。 アルテプラーゼ静注療法の適応は、発症時刻が明確かつ発症後4.5時間以内とされてきました。しかし、睡眠中に脳梗塞を発症し、起床時に麻痺や言語障害といった症状に気づく例は少なくありません。そのような例では、アルテプラーゼ静注療法の適応外となってしまいます。脳梗塞において、閉塞血管の再開通は、良好な機能予後につながるため、アルテプラーゼ静注療法の適応拡大が期待されてきました。しかし、発症から時間が経つほど、出血合併の危険性が高くなります。 今回は、MRIを用いて、発症早期の脳梗塞例を判別する方法を検討した論文を紹介します。 掲載雑誌 :New England Journal of Medicine (impact factor:79.258 ⇒ 非常に影響度の大きい雑誌です) タイトル :MRI-Guided Thrombolysis for Stroke with Unknown Time of Onset 著者:Thomalla G, Simonsen CZ, Boutitie F, 他 掲載号数・ペー

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月12日読了時間: 3分


最終健在確認から6~16時間経過した脳梗塞例でも血栓回収療法の適応となりうる
(2019.4.11) 代表医師の中嶋です。 本日は,前回紹介したDAWN trialと類似の,脳梗塞発症から6時間以上経過した血栓回収療法の有効性について, New England Journal of Medicine から2018年に発表された医学論文論文を紹介します。 掲載雑誌 :New England Journal of Medicine (impact factor: 79.258 ⇒ 非常に影響度の大きい雑誌です) タイトル : Thrombectomy for Stroke at 6 to 16 Hours with Selection by Perfusion Imaging. 著者:Albers GW, Marks MP, Kemp S, 他 掲載号数・ページ : 2018; 378 (78) : 708-718 論文内容: DEFUSE 3についての報告。 (DEFUSE 3 trial = The Endovascular Therapy Following Imaging Evaluation for Ischemic

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月11日読了時間: 3分


最終健在確認から6~24時間経過した脳梗塞例でも血栓回収療法をあきらめない
(2019.4.10) 代表医師の中嶋です。 本日は,脳梗塞の血栓回収療法について, New England Journal of Medicine から2018年に発表された医学論文論文を紹介します。 掲載雑誌 :New England Journal of Medicine (impact factor: 79.258 ⇒ 非常に影響度の大きい雑誌です) タイトル : Thrombectomy 6 to 24 Hours after Stroke with a Mismatch between Deficit and Infarct 著者:NNogueiraRG, JadhavAP, HaussenDC,他 掲載号数・ページ : 2018; 378 (1) : 11-21 論文内容: DAWN trialについての報告。 (DAWN=DWI or CTP Assessment with Clinical Mismatch in the Triage of Wake-Up and Late Presenting Strokes Undergoi

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月10日読了時間: 3分


脳梗塞の血栓回収療法は一刻を争う
(2019.4.7) 代表医師の中嶋です。 本日は,脳梗塞の血栓回収療法について,最近の医学論文を紹介します。 脳梗塞の治療は一刻を争います。 このことは広く知られていますが,脳梗塞発症から再灌流が得られるまでの時間と,機能予後との関連を調査した論文を紹介します。 掲載雑誌 :JAMA (正式名称:Journal of the American Medical Association)(最新のimpact factor: 47.661 ⇒非常に影響度の大きい雑誌といえます) タイトル : Time to Treatment With Endovascular Thrombectomy and Outcomes From Ischemic Stroke: A Meta-analysis 著者 : Saver JL, Goyal M, van der Lugt A,他 掲載号数・ページ : 2016 Sep 27;316(12):1279-88 論文内容の要点 : 脳梗塞では,血管内治療である血栓回収療法による再灌流が1時間遅れると,機能的な自立 (

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月7日読了時間: 2分
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