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脳外科専門医のブログ『最新医学講座』
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【脳外科専門医解説】軽症の脳梗塞に対するrt-PAの投与は有効なのか?~ガイドラインの改訂を踏まえて~
今年(2025年)、『脳卒中治療ガイドライン2021』において、軽症脳梗塞へのrt-PA投与に関する内容が一部改訂されました。本稿では、脳卒中を専門とする医師の立場から、今回のガイドライン改訂の背景と臨床的意義、そして今後の治療に与える影響について、最新の研究結果を交えながら専門的に解説します。

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2025年10月14日読了時間: 5分


脳梗塞診断におけるMRIとCTの違いを脳卒中専門医が徹底解説
今回は、脳梗塞診断における二大画像検査法であるMRIとCTの違いについて、最新の知見を交えながら解説していきます。それぞれの特徴や利点・欠点を理解することで、脳梗塞の知見を深める参考になれば幸いです。

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2025年8月5日読了時間: 11分


見落とされやすい脳梗塞の初期症状9パターン - 完全ガイド
本稿では、医療過誤事件を扱う弁護士の皆様に向けて、見落とされやすい脳梗塞の初期症状9パターンと、それらが見逃された際の法的観点からの検討ポイントをお伝えします。

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2025年4月2日読了時間: 9分


最新の脳卒中診療に関する知見
脳卒中は、迅速な診断と治療が患者の予後を大きく左右する疾患です。近年の研究と技術の進歩により、脳卒中診療は大きく進化しています。本記事では最新の脳卒中診療に関する知見をまとめました。

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2024年7月2日読了時間: 7分


TIA:脳梗塞の前ぶれ発作として知っておくべきこと
医療鑑定研究会・代表医師の中嶋です。 今回は【TAI:脳梗塞の前ぶれ発作として知っておくべきこと】というテーマで、最新の知見も踏まえつつ解説します。 ■ TIAとは? 一過性脳虚血発作(TIA)は、脳血管系の一時的な血流障害によって起こる神経学的症状の発作です。...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2023年2月24日読了時間: 3分


TIAの新しい定義「tissue-based definition」とは?
(2022.2.3) 代表医師の中嶋です。 今回は、脳卒中の重要な病態であるTIAについて解説します。 TIAは、一過性脳虚血発作(transient ischemic attack)のことです。 TIAの定義は、時代とともに変化してきました。...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2022年2月3日読了時間: 3分


メタボの改善は脳卒中の予防にならない!?
(2022.1.15) 代表医師の中嶋です。 今回は、ちょっと意外な医学知識を紹介したいと思います。 皆さんもよくご存じの「メタボリックシンドローム」、通称メタボですが、その特徴は 内臓脂肪型肥満 です。 この内臓脂肪型肥満により、糖尿病、脂質異常症、高血圧を引き起こし、心...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2022年1月15日読了時間: 4分


脳保護薬エダラボンの効果を知る
(2021.6.15) 代表医師の中嶋です。 今回は,今年の3月に発表された,『脳卒中データバンク2021』から,脳梗塞のエダラボン治療について,興味深いデータをご紹介します。 日本では,2001年より,急性期脳梗塞への治療として,脳保護薬エダラボンが使用されています。一方...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2021年6月15日読了時間: 2分


COVID-19に合併する脳梗塞の特徴
COVID-19の合併症として,脳梗塞の危険性が指摘されています。
しかし,わが国からの報告では,その実態が明らかとなっていません。
この論文は,世界で最もCOVID-19感染者が多い米国からの報告です。

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2020年10月5日読了時間: 2分
脳血栓回収療法 ~治療開始までの時間短縮に向けて~
(2020.2.8) 代表医師の中嶋です。 今回は脳梗塞急性期における,脳血栓回収療法までの時間短縮に関する最新の論文を紹介します。 佐藤文哉,高橋賢吉,久我純弘ら:脳血栓回収療法における患者来院から手術開始までの時間短縮の取り組み.脳卒中 2020; 42: 1-7....

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2020年2月8日読了時間: 3分
頚動脈ステント留置術(CAS)の安全性について考える
(2019.11.30) 代表医師の中嶋です。 頚動脈狭窄症に対する頚動脈内膜剥離術(以下「CEA」といいます。)の有効性が示されて20年が経過しました。 その後,頚動脈ステント留置術(以下「CAS」といいます。)が普及し,現在では,CASの件数がCEAを上回っていま...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年11月30日読了時間: 4分
頭蓋外の内頚動脈閉塞に対する経皮経管的脳血栓回収療法について
(2019.9.23) 代表医師の中嶋です。 今回は最新の論文をご紹介します。 急性期脳動脈閉塞に対する経皮経管的脳血栓回収療法(以下「血栓回収療法」といいます。)は,これまでに多くの知見が蓄積され,我が国の医療現場でも広く行われています。...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年9月23日読了時間: 3分
高齢者の脳梗塞におけるアルテプラーゼ静注療法
(2019.6.17) 代表医師の中嶋です。 日本の総人口に占める65歳以上の割合は,26.7%(平成27年10月1日現在)と報告され,高齢化の進展に伴い,高齢者の脳卒中発症が増加しています。 今回は,高齢者の脳梗塞についての総説論文を紹介します。...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年6月17日読了時間: 3分
潜因性脳梗塞例への植込み型心電図記録計 ~発作性心房細動を捉える!~
(2019.5.31) 代表医師の中嶋です。 脳梗塞の分類として,TOASTというものがあります。 TOAST分類では,脳梗塞を,アテローム血栓性脳梗塞,心原性脳塞栓症,ラクナ梗塞, 他の確定された原因による脳梗塞、そして,原因不明の脳梗塞の併せて 5...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年5月31日読了時間: 3分
病態の基礎を理解する ~頭蓋内圧亢進について~
(2019.5.29) 代表医師の中嶋です。 本日は,最新の医学論文の紹介ではなく,脳卒中や頭部外傷の病態を理解する上で,基礎ともいえる「頭蓋内圧」について,要点をまとめました。 頭部外傷患者が死に至る最大の要因は,コントロール不能な頭蓋内圧亢進といわれています。出血性...

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年5月29日読了時間: 2分


BAD:進行例が多く転帰不良の脳梗塞
(2019.4.25) 代表医師の中嶋です。 脳梗塞の臨床病型である Branch atheromatous disease(以下BAD) は進行性脳梗塞となりやすく,運動麻痺の悪化によって転帰不良が多いといわれています。 今回は,BADについて,わが国の多施設共同研究 ( J-BAD Registry ) の結果をまとめた論文を紹介します。やや古い報告ですが,示唆に富んだ内容といえます。 掲載雑誌 :脳卒中 タイトル :Branchatheromatous diseaseにおける進行性脳梗塞の頻度と急性期転帰 著者 :星野晴彦,高木誠,山本康正, 他 掲載号数・ページ :2011; 33: 37-44 対象患者 :全国8施設で2008年の1年間に,急性期MRI(拡散強調画像)で外側レンズ核線条体動脈(LSA)領域と,傍正中橋動脈(PPA)領域にそれぞれ限局する発症7日以内の急性期脳梗塞例。 除外基準 :膠原病,血液疾患,動脈解離などのその他の原因に基づく脳梗塞は除外。 BADの定義 :急性期MRI(拡散強調画像)でLSA領域梗塞ではMRI

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月25日読了時間: 3分


「脳梗塞急性期にはアスピリン」の根拠を再確認
(2019.4.19) 代表医師の中嶋です。 脳梗塞急性期の抗血小板療法として,アスピリンの投与は脳卒中治療ガイドライン2015においてもグレードAで推奨されています。あまりにも当たり前のように行われている,このアスピリンの投与ですが,今回はその根拠を再確認するために,アスピリンの有効性を示した有名な論文を紹介します。 掲載雑誌 :Stroke (impact factor:6.239 ⇒ 脳卒中の領域では影響度の大きい雑誌です) タイトル :A Combined Analysis of 40000 Randomized Patients From the Chinese Acute Stroke Trial and the International Stroke Trial 著者 :Chen ZM, Sandercock P, Pan HC, 他 掲載号数・ページ :2000;31:1240-1249 論文内容 :「CASTとISTの結合解析」 CASTは,アスピリン群(アスピリン160mg/日,4週間投与)とプラセボ群をランダム化した二重

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月19日読了時間: 2分


1分の遅れの重み-脳梗塞急性期における血栓溶解療法-
(2019.4.17) 代表医師の中嶋です。 「脳梗塞の治療は一刻を争う」という事実は,広く知られていますが,実際に治療の開始が遅れた場合,患者さんにはどのような不利益が生じるのでしょうか。そのような疑問に一つの答えを示した論文を今回は紹介します。 掲載雑誌 :Stroke(impact factor:6.239 ⇒ 脳卒中の領域では影響度の大きな雑誌です) タイトル :Stroke Thrombolysis Save a Minute, Save a Day 著者 :Meretoja A, Keshtkaran M, Saver JL, 他 掲載号数・ページ :2014;45:1053-1058 【 論文内容 】 研究の対象は,1998年から2011年の期間に,オーストラリアとフィンランドで血栓溶解療法を受け,その後も治療を継続している2258人である。 発症から血栓溶解療法までの時間が,患者の転帰に及ぼした影響について分析した。 結果は, 血栓溶解療法の開始が1分早まるごとに健康的な生活が平均1.8日延長 することが分かった。80歳の例と比

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月17日読了時間: 2分


rt-PA療法 適正使用指針の改訂にみる機械的血栓回収療法の有効性
(2019.4.15) 代表医師の中嶋です。 2019年3月に, 『静注血栓溶解(rt-PA)療法 適正使用指針 第三版』 が日本脳卒中学会より発表されました。2005年に初版,2012年に第二版,2016年に第二版の一部改訂を経て,今回,最新の知見に基づき,改訂が行われました。 2015年に,血管内治療(機械的血栓回収療法)と静注血栓溶解療法とのランダム化比較試験として,MR CLEAN,ESCAPE,EXTEND-IA,SWIFT PRIME,REVASCATが立て続けに発表され,いずれにおいても血栓回収療法で3ヵ月後における機能的転帰の改善が示されました。このことから,今回改訂された適正使用指針には,血管内治療について,次のように推奨されています。 (推奨) ①発症前のmRSが0-1 ②内頚動脈または中大脳動脈M1部が閉塞 ③頭部CTまたはMRI拡散強調画像でASPECTが6点以上 ④NIHSSが6以上 ⑤18歳以上 の急性期脳梗塞では,静注血栓溶解療法の施行の有無に関わらず,発症6時間以内に遅滞なく機械的血栓回収療法を開始することが強く勧

医療鑑定研究会 中嶋浩二
2019年4月15日読了時間: 3分
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