医療鑑定研究会 中嶋浩二2020年12月22日4 分交通事故交通事故による外傷を伴う低髄液圧症候群についてこれまで,弁護士の皆さまからも低髄液圧症候群の相談をいくつもお受けしてきました。 鑑定事例のなかには,主治医の個人的ともいえる判断基準によって低髄液圧症候群とされたことが原因で,後遺障害の争いに発展している例もありました。
医療鑑定研究会 中嶋浩二2020年10月5日2 分脳梗塞COVID-19に合併する脳梗塞の特徴COVID-19の合併症として,脳梗塞の危険性が指摘されています。 しかし,わが国からの報告では,その実態が明らかとなっていません。 この論文は,世界で最もCOVID-19感染者が多い米国からの報告です。
医療鑑定研究会 中嶋浩二2020年9月3日4 分高次脳機能障害脳外傷による高次脳機能障害で問題となる「意識障害」「外傷後健忘」について例えば,交通事故で頭部を強打した患者さんが,救急車で来院し,開口一番,「私に何があったんですか?ここはどこですか?」とたずねてくることがあります。
医療鑑定研究会 中嶋浩二2020年8月17日4 分画像検査脳外傷による高次脳機能障害の裁判例を脳外科専門医の視点で考察する(3)~画像所見の考え方~(2020.8.17) 代表医師の中嶋です。 今回は,高次脳機能障害の後遺障害等級認定で争点となりやすい,「画像所見」について解説します。 最近の裁判例でも,頭部CT,MRIで脳損傷を確認できなければ,ほぼ全例で高次脳機能障害を否定されています。...