医療鑑定研究会・代表医師の中嶋です。
今回は【医療鑑定研究会のご活用方法】というテーマで、私が運営している医療鑑定研究会の強みをご紹介します。
■ 医療鑑定研究会とは
私は2015年より協力医活動を開始、2018年に医療鑑定研究会を設立しました。
医療鑑定研究会の活動は、「医療事件の解決を支援すること」を主たる目的としています。
医療過誤事件だけではなく、交通事故、労災、遺言能力に関する鑑定、
さらには、弁護士の皆さまへの講演活動も積極的に取り組んでいます。
その他、公益事業として、あしなが育英会、国境なき医師団の活動を支援しています。
一人で運営しているのに「研究会」なのはどうして?と質問を受けることがあります。
「研究会」という組織名称には、弁護士の先生方と医療事件の円滑な解決を目指して、
日々研鑽を積み、医療鑑定の道を究めていくという強い想いが込められています。
■ 医療鑑定研究会の3つの理念
① 厳正中立であること
質問事項、鑑定事項に関し、医療記録をとことん精査した上で結論を導き出します。
その結論が依頼者にとって不利な場合も、ありのままをお伝えしています。
そうすることで、解決に向けての新たな道が見えてくると信じているからです。
② 丁寧な解説を心がけること
弁護士の先生方にとって、医療事件は難解に感じることも多いと推察いたします。
そのため、できるだけわかりやすい解説を心がけています
質問にも丁寧にお答えし、理解が得られるまで説明しております。
面談後には「とてもわかりやすかった」とのうれしいご感想を頂戴することが多いです。
③ 当事者の想いを胸に取り組むこと
医療事件の当事者は、どうしても納得できないことがあるはずです。
助けを求めて、弁護士の先生方に相談している。
その弁護士の先生方から、支援を求められている。
つまり、当事者が納得できるまで弁護士の先生方と共に、真摯に取り組みます。
■ 医療鑑定研究会の強み
『代表医師による一貫した対応』
医療鑑定研究会は代表医師・中嶋が一人で運営しています。
事務手続きは、Google Apps Scriptを駆使し、効率化を実現。
実際に鑑定調査を担当する代表医師が、受付からアフターフォローまで一貫して対応。
コミュニケーションが容易、情報漏洩のリスク低減といった大きなメリットがあります。
『脳神経を専門とする医師による鑑定調査』
代表医師・中嶋は、脳神経外科専門医、脳卒中専門医、認知症専門医の認定を受けています。
ほかにも、労災補償指導医、障害者福祉法第15条指定医といった資格を有しています。
専門的な見地から、緻密な鑑定調査を実施することが可能です。
『医事法学の研究家としてのアドバイス』
臨床医としての専門性のほかに、代表医師・中嶋には珍しい経歴があります。
それは、大学院で「医事法学」を専攻し、修了していることです。
そのため、医療事件の深層まで熟知した上で、解決に向けた的確なアドバイスが可能です。
『豊富な鑑定調査の件数』
医療鑑定研究会の鑑定調査件数は、法人化以前も含めると537件(~2022年12月末日)です。
すべての案件を代表医師・中嶋が直接、対応しています。
つまり、複数名の医師による合計の件数ではないのです。
2022年の1年間では、152件の鑑定調査を受任し、意見書は46通を作成しました。
また、社会貢献事業として実施している無料相談は年間25件でした。
繰り返しになりますが、これらはすべて代表医師・中嶋が対応した案件です。
毎年、全国から多くの依頼が寄せられています。
それらにできる限りお応えすることが、自らに課せられた重大な使命だと思っております。
『弁護士の先生方とのコミュニケーションを重視』
医療事件の支援は、書面のみのやり取りとなりがちです。
しかし、代表医師・中嶋は、弁護士の先生方とのコミュニケーションを重視しています。
具体的には、オンラインでの面談をほぼ全例で実施し、事件に関して協議します。
そうすることで、事件に対するお互いの理解が深まり、解決に大きく近づくと考えています。
■ ご相談はフォームからお願いいたします
医療鑑定研究会へのご相談に際し、お願いがございます。
現役の臨床医である中嶋が一人で運営しているため、電話でのご対応はできません。
ホームページのフォームからお願いいたします。
リンクはこちらです。
それでは、これからも医療鑑定研究会をどうぞよろしくお願いいたします。
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